炭水化物は抜いちゃダメ!!間違ったダイエット法に注意

ダイエット

炭水化物抜きダイエット

炭水化物を抜くダイエット法が日本ではなぜかベーシックなダイエット法になりつつあります。

じつはあのダイエット、痩せていたわけではない。場合によってはむしろ太るかも!

炭水化物は体にとって必要すぎる栄養素です。その摂取をやめてしまうと当然体に悪影響です。

炭水化物ダイエットをして最初に体重が2,3キロ低下します。痩せた!と思うかもしれませんが、じつはあんまり変化していません。

炭水化物は食べるだけで体内に水分の保管されます、量にして炭水化物の3倍ほどです。炭水化物を摂らなくなれば、当然保管されていた水分は体外へ排出されます。

「水太りが解消した」ととらえる人もいますが、それなら水太りしていたほうが何十倍もマシです。だって水分はダイエットに最適なんですから。

それに、水が2,3リットル体から出ていくだけでも大ごとなのに、体脂肪は減っていないんですから質が悪い。

我々ダイエッターが本当に気にしているのはお腹の脂肪ですよね、腕の脂肪ですよね。でもこの方法は水分が抜け落ちただけ、重要な脂肪ま無傷です。なんなら「体重が落ちたから」とかいってご褒美を食べますよね、脂肪は落ちてないのにその上から脂肪分を食べるわけですから、本当に最悪な循環といえますね。

おにぎりの炭水化物量は40グラムくらいだよ!だからおにぎりを食べると120mlの水分を体に保管できる!

運動能力の低下

当然ですが、人間の体はカロリーを使って活動しています。筋肉や脳、内臓までもがこのルールを守っています。

しかし炭水化物を抜くことでカロリーのエネルギー変換に悪影響を与えることになります。

炭水化物を体内でグリコーゲンに変換し、これを貯蔵することでいつでも動ける状態にしているのですが、炭水化物がなくなれば当然グリコーゲンの貯蔵も減少します。

しかし人間はグリコーゲンで動くことが基本です。なくなったものはどうするのか、新しく生み出すことができます。

これはなくなったグリコーゲンをなんとか生成する人体の機能です。主にアミノ酸を分解してグリコーゲンを生成します。

もう皆さまならおわかりですね。

アミノ酸はたんぱく質の元です。そしてそのたんぱく質は、筋肉や肌を構成しています。

糖新生が起こると身体にひつようなアミノ酸が減少していき、筋肉が低下、肌荒れの原因になることこともあります。

そして厄介なのが、この糖新生で脂肪は減らないという点です。

筋肉がグリコーゲンに変えられることで、全身の筋肉量がすこしずつ減っていきます。

筋肉が減るということは、基礎代謝が少なくなっていく、基礎代謝が低くなればなるほど体脂肪が減りにくくなるんですね。

筋肉自体が減っているので、体重で図るとダイエットに成功したかのように思えますがしかし、

実際はその逆で筋肉がなくなって基礎代謝が下がり、食べたものが脂肪に変わりやすなってしまいます。

健康的に痩せたつもりが「ダイエットする前よりも。太りやすい身体づくり」になってしまうということです。

命の危機

実は炭水化物ダイエットも、特定の条件を一切ブラさず守り続ければ結構効果のあるものです。

実際私も大会前にチャレンジした経験があります。

しかし、困難を極めました。

炭水化物ダイエットを成功させるには、炭水化物以外の栄養素もかなりキッチキチに計算しなければなりませんでした。

参考までに私の炭水化物ダイエット(ケトジェニックダイエット)を載せておきます

いくら効果があるとはいえ、毎日このメニューは飽きますし、炭水化物が入っている調味料は使えないので、同じ味ばかりで気が狂いそうになりました。おまけに健康診断で不整脈の診断されていました。

当然私生活が営めず、気絶しかけた時もありましたが、たしかに4週間で7キロやせたのも事実です。

もう二度としませんし、いまの炭水化物を摂りながらのほうが合計での痩せ幅が20キロ以上ですので、そちらのほうがおすすめです。

まとめ

本当の本当に炭水化物抜きダイエットはやめましょう。

遺伝的に炭水化物抜きダイエットに向いている人というのも存在はしますが、日本人には遺伝的にほとんど合わないらしいので、手を引くのがおすすめです。目先の2キロより6か月後の10キロのほうが建設的です。

もし自分に合ったダイエット法がしりたい方はメッセージをお送りください。

ダイエットのアドバイスなど無料で相談させていただきます。

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